1月22日(金)小中学部もちつき大会が行われました。
「おもちって、何から出来ているんだろう?」から始まって、もちごめをどのようにして「おもち」にしていくのか、実際にもちごめに触れたり、蒸し器に触れたりしながら、 学習してきました。大きな「きね」や「うす」に触れるのは、初めてではないにしても、普段はなかなか得られない体験です。当日は、「もちつきの歌」を歌ったり、本校教員扮する「もちもち博士」からおもちの作り方を教えてもらったりしながら、本物のもちつきを体験しました。大きなきねの音に、おっかなびっくりだったり、大喜びだったり、、、。いろいろな表情を見せながら、できたてのやわらかいもちの感触を楽しんだ児童生徒たちでした。
12月22日、小中学部クリスマス楽しみ会が行われました。「楽しみ会」といっても、ただのお楽しみではありません。各学級の学習成果のミニ発表会となりました。 小1からは、国語で学習した「大きなかぶ」の登場人物になりきって台詞を考え、動きをつけた劇の発表と、図工で制作した「アロマキャンドル」のプレゼント。 小2は、朝の会「今月の歌とお話」のコーナーからタンバリンと歌による「はたけのポルカ」の演奏と、生活単元学習で何度も試作した「紫いも&かぼちゃクッキー」のプレゼント。 中1は当日の司会進行も担当。生活単元学習を中心に準備を重ねたハンドベル演奏「きよしこの夜」と独唱「ひいらぎかざろう」、皆の前で仕上げと配膳を行ったフルーツポンチのプレゼント。 最後にはサンタさんも登場!子どもたちのがんばりと成長、たくさんの『贈り物』に囲まれて心温まる時間となりました。
中学部1年主催で「たき火で焼きいもパーティー」を行いました。
準備では、落ち葉をしき、いもを並べ、火をおこし、煙が立ちこめるなか、落ち葉をつぎ足しつぎ足し、焼きいもの完成を待ちました。初めての落ち葉焚きでは、煙がおもいの他、モアモア〜っと立ちのぼり、そのにおいに誘われて学校中のみんなが集まってきました。
まつぼっくりが焼けて、バチッとはじける音、水をかけて火を消すときのシュワ〜という音が特に印象に残ったようです。
パーティーでは、焼きいもだけではなく、お客さんたちが持ってきてくれたピザ、ウインナー、ねぎ焼き・・たくさんのごちそうがいっぱいいっぱい♪
秋盲祭で行った「収穫祭に向けた太鼓」もこの場で披露され、大きな拍手をもらいました。秋晴れに響いた太鼓、迫力があってリズミカルでした。
10月31日(土)〜11月5日(木)に秋田駅前の「アルヴェ」で、第132回秋田県種苗交換会と同時開催されている第27回秋田県学校農園展で、「秋盲農園」が審査員特別賞を受賞しました。これは、高等部作業班で行っている活動の一つで、学校の菜園で育てた数ある収穫物の中から、赤唐辛子(南蛮)、サツマイモ、カボチャの生産活動を一年間記録しまとめた壁面と、これらの農作物や加工品(南蛮)を出展したものです。今回の受賞は大変栄光名ことと生徒職員大変嬉しく思っております。
盲学校をより知ってもらおうと県央、県南、県北のブロックごとに行っている「あいあい広場」は、今回は大館市の秋田看護福祉大学の学園祭の場をお借りして行われました。音声パソコンや、各種の白杖、弱視の方も使いやすい黒いまな板や黒いしゃもじなど、視覚障害補助具を展示し、また、希望された方には校外教育相談を行いました。障害の有無にかかわらず、誰もが使いやすいように設計されたユニバーサルデザインのシャンプーやリンスなど、普段何気なく使っている製品にもユニバーサルデザインで反映されていることを知り驚いていた方もいましたが、食堂の一角をお借りできたこともあり数多くの方々に足を止めていただき、視覚障害や支援機器を大勢の方々に紹介させていただくことができました。
大勢の方々に足を運んでいただいた秋盲祭。土崎校舎最後ということもあって、保護者や旧職員、地域の方々、そして、思い出の学舎を今一度確かめようと訪れた多くの卒業生で大賑わいとなりました。
また、この日は、卒業生たちと一緒に来てくれた盲導犬が、なんと4匹も集まり、すれ違う盲導犬同士が挨拶をしているような場面も見られました。 小中学部の児童生徒、職員が一緒に演じた音楽劇「あまのいわと」、東北地区弁論大会出場弁論の発表、図書委員会有志による朗読劇「宿かえ」、地域の方々と長年一緒に演じてきた湊ばやし、大いに盛り上がったバンド。また、数々の屋台や、卓球や理療、PTAバザーなどのコーナー。
みんなが心を一つに盛り上がった秋盲祭ですが、クロージングの後には、潤んだ瞳からのしょっぱい味が土崎校舎との別れが近いことを物語っているようでした。
横手市の秋田県立衛生看護学園の学園祭に本校の「あいあい広場」が参加しました。当日は学園の学生さんやその関係者、約120名が、視覚障害者用の機器やユニバーサルデザインの商品等を実際に手にとって熱心に見学しました。将来、看護師になった際にこの「あいあい広場」での体験が役に立ってくれればと願っております。
平成22年3月に長年おせわになった土崎地区から南が丘に移転する前に、地域への感謝を伝えようと「お別れコンサート ピアノとフルートの夕べ」が行われました。
ピアノ演奏の斎藤洋氏、フルート演奏の高橋雅弘氏ら4人の演奏家が来校し、約280名の方々で満員となった体育館には、素晴らしい音色が響きわたりました。本校自慢ピアノの名器「スタンウェイ」は、斎藤氏らの演奏によって輝きをまし、引き込まれるような音色に酔いしれた時を過ごしました。
この絵は、地域の画家藤田悦子氏がコンサートの感動を描いたもので、他のコンサートの絵と併せて校内に展示しております。また、藤田氏が描いた動物の油絵も展示しており、こちらは直接手で触れてもかまわないそうです。展示していおりますので、ぜひ、見て、触れて、みてください。
秋田県立盲学校のトピックス