10/ 3/ 12(金)  土崎校舎最後の「修了式」NEW!! 
 10/ 3/ 10(水)  小中学部「進級を祝う会」NEW!! 
 10/ 3/ 8(月)  平成21年度「卒業式」挙行される
 10/ 3/ 4 (木)  土崎校舎お別れ会「共に明日に向かって」 
 10/ 3/ 4 (木)  中高等部「生徒会予餞会」 
 10/ 2/22 (月)  校長先生の「タイのお話し」 
 10/ 2/10 (水)  小中学部「そり・スキー教室」 
 10/ 1/22 (火)  小中学部「もちつき大会」
 09/12/22 (火)  小中学部「クリスマス楽しみ会」
 09/11/06 (土)  小中学部「たき火で焼きいもパーティー」
 09/10/31 (土)  学校農園展で審査委員特別賞受賞!
 09/10/25 (日) あいあい広場in秋田看護福祉大学(大館)
 09/10/24 (土)  みんなで成功!秋盲祭
 09/10/18 (日)  あいあい広場in秋田県立衛生看護学園(横手)
 09/10/15 (木)  地域の皆様とのふれあいコンサート

土崎校舎最後の「修了式」 

 春の日差しが降りそそぐなか、平成21年度の修了式が行われました。小中学部の児童生徒は、担任から一人ずつ名前を呼ばれ、大きな声で立派に「ハイ」の返事。この1年間の成長が凝縮されているようでした。そして、校長先生から一人ずつ修了証書をもらい、この1年の幕を閉じることができました。
 今年度の学習の終わりとともに、この土崎校舎での最後の日を迎え、寂しさも感じられる一日となりました。

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小中学部「進級を祝う会」 


 今年度の学習を振り返りながら、みんなでそのがんばりを認め合おうと「進級を祝う会」が行われました。3人の仲間からそれぞれ「がんばったこと」の発表があり、その後は歌とお話で綴る1年間!いろいろな出来事、その時のエピソードや歌った曲、がんばったことや楽しかったことがぎっしり詰まった時間となりました。

 卒業生とお別れし、寂しくなった学校。「ぼくたち、わたしたちももうすぐこの校舎とお別れ・・だけど、大好きな校歌は変わりません」最後は校歌をみんなで歌いました。
 4月からも新たな気持ちで、元気に楽しくがんばりましょう!
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 平成21年度「卒業式」挙行される

  春の日差しが差し込む中、卒業式が挙行され、高等部、普通科3名、保健理療科1名、専攻科理療科3名の計7名が、盲学校を巣立ちました。
 盲学校での生活は小学部から入学した生徒は12年間、中途視覚障害の方も3年間。年数は違えど、それぞれの思いが「別れの言葉」の中に溢れていました。
 4月から筑波大学へ入学する工藤輝希さんは、「この学校が今の僕をつくってくれた。」「心から感謝してる。」とその思いを語っていました。
 卒業生一人一人の様々な思いを抱いた土崎校舎も38年目で卒業の一人に加わったような、記念となる卒業式でした。
 その後の、卒業お祝い昼食会では、いろいろな思い出を卒業生や担任から話してもらい、それもおかずの一品に加えて、楽しい語らいの一時をすごしました。

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 土崎校舎お別れ会「共に明日に向かって」

  卒業式の予行の後、『共に明日に向かって』が行われました。盛大な引っ越しの式典は行われませんが、この土崎の地に刻んだ盲学校38年の歴史をもう一度振り返り、新しい旅立ちに向けたきっかけに、と計画されたものです。
 あいさつの後の「土崎校舎メモリーズ」は、パート1が昭和46年からの38年間に学校に遺された貴重な映像をDVDに再編集し、二田先生の紹介と共に振り返りました。現在の先生方が生徒として在校していた、若かりし頃の様子には歓声?が上がりました。また、現在では行われなくなった部活動の様子(柔道、女子フロアバレーボール)や、全国大会が再開される以前の、旧秋田市立高校(現秋田中央高校)のグラウンドで開催された北東北グランドソフトボール大会の模様なども紹介されました。パート2では中学部の生徒が授業の中で行った土崎に関するさまざまな調査結果を、隊長として元気良く発表してくれました。
 そのあと、町内からのいただいた感謝のメッセージや、図書館を活用してくださったサークルの方から寄せられた俳句と応援メッセージの紹介がありました。
 最後に参加者全員で「旅立ちの日に」の合唱の後、盛大な万歳三唱で会を締め括り、なごやかに記念写真を撮ってお開きとなりました。「かがやきの丘」でも、今日のようなみんなの笑顔が輝くことでしょう。


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 中高等部「生徒会予餞会」

  平成21年度は「最後」という言葉が、様々な場面で出てくる年です。ここ土崎の地で、そして、この校舎での最後の生徒会行事「中高等部予餞会」が3月3日(水)に行われました。
 小学部1年生の1名も参加して、中学部生との息の合った歌のプレゼントや在校生全員、更には、それぞれの学級担任からも卒業生に対して、懐かしい思いで話や心温まる言葉を頂くなどして、アットホームで、とても和やかな一時を過ごしました。


 

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  校長先生の「タイのお話」

 中村裕校長先生は、実は過去にタイの日本人学校で教鞭をとっていたことがあったそうです。そこで、当時の話を生徒たちに聞かせてもらいたいとお願いし、実現しました。
 高等部の普通科の生徒を中心に、話をしてもらいましたが、タイは街を象が歩いているので、はじめは戸惑ったそうです。また、暮らしは、夜中も30度超える暑さで窓を閉めることができず、連日暑さとの戦いだったそうです。また、タイの蚊は日本の蚊より動きが素早く、一晩中蚊取り線香を3つ4つ焚いて防御するので、煙のモウモウとした部屋で寝ることになったこと。暑さの中で寝るので、朝は汗びっしょりで起き、毎朝のシャワーが欠かせなかったことなど、懐かしく話してくれました。
 タイの言葉を覚えるのも大変だったそうですが、日常会話は早期に覚えることができ、お世話になったメイドさんとも自然に会話ができるようになり、また、メイドさんの結婚式に呼ばれて参加したのがとても嬉しかったそうです。
 日本人学校では、中学生の体育の授業を担当し、暑い中での授業も懐かしい思い出だそうです。また、海外赴任でタイに来る企業マンの子供たちの通う学校という特徴から、生徒の入れ替わりが日本では考えられれないくらい多いそうです。
 こうした話に、食い入るように聞いている生徒たちを見ていると、体験談の持つ説得力は格別なものと痛感しました。 さらに、様々なタイの楽器も持ってきてもらい、触ったり鳴らしたりさせてもらい、とても楽しそうでした。

 この話を聞いた、小中学部の児童生徒が翌日、校長室へ訪問しました!タイの様々な楽器の音色にドキドキワクワク!「触ってみたい」気持ちが止まりません!特に「チン」という小さいシンバルのような楽器が気に入り、校長先生との歌に合わせてずっと演奏していました。とっても楽しかったね!タイの言葉もとても不思議な響きでした♪ 校長先生ありがとうございました!
 写真は、木琴のような楽器「ラナートエーク」に触っているところです。
 

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  小中学部校外学習「そり・スキー教室」の巻

 2月10日(水)太平山スキー場オーパスで、小中学部の「そり・スキー教室」が行われました。暖かい日が続いていたのでオーパスの雪の量が心配されましたが、当日はやや圧雪気味ながら、滑るには十分な雪の量で、楽しくそりやスキーを楽しむことができました。スキー場での、ワクワクドキドキ体験の様子をお知らせします。

 小学部のぼくは、まずスキーの板をはいて歩く練習。それから、コーチベルトで先生と体をつないでもらって、チビッコゲレンデをスピードを調整しながらゆるやかに降りた。初めはちょっとこわかったけど、なかなかいい感じ・・・。滑るって気持ちいいなあっと思った。慣れたところで、リフトにも初めて挑戦。乗る時、怖くてドキドキしたけれど、体がふわっと浮き上がった時は、不思議な気持ち。リフトがガタガタと揺れるのも結構楽しかった。ずっと高いところまで行けるなんて、リフトってフシギー!リフトを降りてからは、先生がぴったり後ろについて滑ってくれたので、安心してスイスイ滑ることができた。「♪すーべーるスキーのかーぜきるはーやさ〜♪」本当にこんな感じ・・・だったよ。
  中学部のぼくの一番の楽しみは、リフトのウイーンという音やキンコーン、「お進みください・・・」の音を聞くこと。リフトに乗るときや、降りる時はちょっとドキドキしたけれど、その緊張感がたまらなかったなあ。それから、先生の背中につかまってボーゲンで滑り降りた。先生が左右の足にかわりばんこに「力入れて−!」と叫ぶので右に左に力を入れて滑ったよ。足に力を入れるたびに、右に曲がったり左に曲がったりして面白かった。でも、あんまり頑張ったので下に着いたら、クタクタに疲れちゃったー!


 この他にそり遊びをした人もいました。そり遊びは、雪の坂道を上るのは大変だったけど、圧雪のおかげで一気に下までながーく滑ることができて、とても楽しかったですよ。
  そり・スキーのあとは、レストランでホカホカのラーメンや親子丼、唐揚げなどを食べ、大満足のそり・スキー教室でした


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1月22日(金)小中学部もちつき大会が行われました。 「おもちって、何から出来ているんだろう?」から始まって、もちごめをどのようにして「おもち」にしていくのか、実際にもちごめに触れたり、蒸し器に触れたりしながら、 学習してきました。大きな「きね」や「うす」に触れるのは、初めてではないにしても、普段はなかなか得られない体験です。当日は、「もちつきの歌」を歌ったり、本校教員扮する「もちもち博士」からおもちの作り方を教えてもらったりしながら、本物のもちつきを体験しました。大きなきねの音に、おっかなびっくりだったり、大喜びだったり、、、。いろいろな表情を見せながら、できたてのやわらかいもちの感触を楽しんだ児童生徒たちでした。

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12月22日、小中学部クリスマス楽しみ会が行われました。「楽しみ会」といっても、ただのお楽しみではありません。各学級の学習成果のミニ発表会となりました。  小1からは、国語で学習した「大きなかぶ」の登場人物になりきって台詞を考え、動きをつけた劇の発表と、図工で制作した「アロマキャンドル」のプレゼント。  小2は、朝の会「今月の歌とお話」のコーナーからタンバリンと歌による「はたけのポルカ」の演奏と、生活単元学習で何度も試作した「紫いも&かぼちゃクッキー」のプレゼント。  中1は当日の司会進行も担当。生活単元学習を中心に準備を重ねたハンドベル演奏「きよしこの夜」と独唱「ひいらぎかざろう」、皆の前で仕上げと配膳を行ったフルーツポンチのプレゼント。  最後にはサンタさんも登場!子どもたちのがんばりと成長、たくさんの『贈り物』に囲まれて心温まる時間となりました。

 

 

中学部1年主催で「たき火で焼きいもパーティー」を行いました。

 準備では、落ち葉をしき、いもを並べ、火をおこし、煙が立ちこめるなか、落ち葉をつぎ足しつぎ足し、焼きいもの完成を待ちました。初めての落ち葉焚きでは、煙がおもいの他、モアモア〜っと立ちのぼり、そのにおいに誘われて学校中のみんなが集まってきました。

 まつぼっくりが焼けて、バチッとはじける音、水をかけて火を消すときのシュワ〜という音が特に印象に残ったようです。

 パーティーでは、焼きいもだけではなく、お客さんたちが持ってきてくれたピザ、ウインナー、ねぎ焼き・・たくさんのごちそうがいっぱいいっぱい♪

 秋盲祭で行った「収穫祭に向けた太鼓」もこの場で披露され、大きな拍手をもらいました。秋晴れに響いた太鼓、迫力があってリズミカルでした。


 

10月31日(土)〜11月5日(木)に秋田駅前の「アルヴェ」で、第132回秋田県種苗交換会と同時開催されている第27回秋田県学校農園展で、「秋盲農園」が審査員特別賞を受賞しました。これは、高等部作業班で行っている活動の一つで、学校の菜園で育てた数ある収穫物の中から、赤唐辛子(南蛮)、サツマイモ、カボチャの生産活動を一年間記録しまとめた壁面と、これらの農作物や加工品(南蛮)を出展したものです。今回の受賞は大変栄光名ことと生徒職員大変嬉しく思っております。


 

盲学校をより知ってもらおうと県央、県南、県北のブロックごとに行っている「あいあい広場」は、今回は大館市の秋田看護福祉大学の学園祭の場をお借りして行われました。音声パソコンや、各種の白杖、弱視の方も使いやすい黒いまな板や黒いしゃもじなど、視覚障害補助具を展示し、また、希望された方には校外教育相談を行いました。障害の有無にかかわらず、誰もが使いやすいように設計されたユニバーサルデザインのシャンプーやリンスなど、普段何気なく使っている製品にもユニバーサルデザインで反映されていることを知り驚いていた方もいましたが、食堂の一角をお借りできたこともあり数多くの方々に足を止めていただき、視覚障害や支援機器を大勢の方々に紹介させていただくことができました。

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大勢の方々に足を運んでいただいた秋盲祭。土崎校舎最後ということもあって、保護者や旧職員、地域の方々、そして、思い出の学舎を今一度確かめようと訪れた多くの卒業生で大賑わいとなりました。 また、この日は、卒業生たちと一緒に来てくれた盲導犬が、なんと4匹も集まり、すれ違う盲導犬同士が挨拶をしているような場面も見られました。 小中学部の児童生徒、職員が一緒に演じた音楽劇「あまのいわと」、東北地区弁論大会出場弁論の発表、図書委員会有志による朗読劇「宿かえ」、地域の方々と長年一緒に演じてきた湊ばやし、大いに盛り上がったバンド。また、数々の屋台や、卓球や理療、PTAバザーなどのコーナー。 みんなが心を一つに盛り上がった秋盲祭ですが、クロージングの後には、潤んだ瞳からのしょっぱい味が土崎校舎との別れが近いことを物語っているようでした。

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横手市の秋田県立衛生看護学園の学園祭に本校の「あいあい広場」が参加しました。当日は学園の学生さんやその関係者、約120名が、視覚障害者用の機器やユニバーサルデザインの商品等を実際に手にとって熱心に見学しました。将来、看護師になった際にこの「あいあい広場」での体験が役に立ってくれればと願っております。



平成22年3月に長年おせわになった土崎地区から南が丘に移転する前に、地域への感謝を伝えようと「お別れコンサート ピアノとフルートの夕べ」が行われました。
 ピアノ演奏の斎藤洋氏、フルート演奏の高橋雅弘氏ら4人の演奏家が来校し、約280名の方々で満員となった体育館には、素晴らしい音色が響きわたりました。本校自慢ピアノの名器「スタンウェイ」は、斎藤氏らの演奏によって輝きをまし、引き込まれるような音色に酔いしれた時を過ごしました。


 この絵は、地域の画家藤田悦子氏がコンサートの感動を描いたもので、他のコンサートの絵と併せて校内に展示しております。また、藤田氏が描いた動物の油絵も展示しており、こちらは直接手で触れてもかまわないそうです。展示していおりますので、ぜひ、見て、触れて、みてください。





秋田県立盲学校のトピックス